雪ふる里村「田舎で働き隊」に参加して
「地域活性」に興味があったという群馬県の松本みなみさん。「十日町市」も「村づくり」もまったく前知識がない中で、雪ふる里村に飛び込んだ!雪ふる里村の人々やその「思い」に触れて、一緒に「村づくり」を始めました。
ふるさと創作人
雪ふる里村
体験プログラム
田舎でボランティア
平成20年3月24日~27日の3泊4日の日程で、十日町市川治地区で活動する「雪ふる里村」に「田舎で働き隊」の学生達がやってきました。滞在中に「雪ふる里村」の人々と出会い、構想を聞き、自然を体験し、学生たちの目線で「雪ふる里村」で何ができるか、今後、どう関わっていけるかを考えることが目的です。
群馬県高崎市から参加した松本みなみさん(20歳)から、十日町市の印象と参加した感想をお聞きしました。
≪十日町市の印象≫
もともと地域活性に興味があり、「田舎で働き隊」に参加しました。それがたまたま十日町市だったので「十日町市について何も知らず勢いで参加した」というのが本当のところです。「新潟だから、お米と水がおいしいのかな」「まだ雪が残ってるといいな」くらいの軽い気持ちで新潟に向かいました。
新潟を訪れるのは小学生の時の「臨海学校」以来です。平日の昼間ということもあって、ほとんど人が乗っていない電車に不安になりながらも、十日町駅に降り立ちました。集合時間より早く着いたので、一人で商店街を歩いてみたら、お店の方はみなさん気さくで楽しい方ばかりでした。また、アーケードの下を歩くとFM十日町が聞こえてきたり、町のあちこちにアーティスティックな石像が置いてあり、おもしろい街だなと思いました。
≪雪ふる里村の自然≫
待ち合わせの時間になり、車で「雪ふる里村」へ向うと、ほんの10分くらいで商店街のにぎやかな雰囲気から一変、自然に囲まれて静かな「雪ふる里村」に到着しました。
到着してまず、羽鳥村長から十日町の基礎知識と、「雪ふる里村」に対する熱い思いを話してもらい、「雪ふる里村」内を散策しました。歩いていると、大きな水たまりにはカエルの卵がいっぱいあったり、名前はわからないけれどきれいな花や、ちょっとビジュアルがグロテスクな植物が生えていたり、小さい蜘蛛がいたり、普段見慣れないものがたくさんあって、自然を満喫しました。
森に入っていくと、どの木もみんな根元で曲がっているので、「不思議だな」と思っていたら、雪の重さで曲がってしまうという説明を聞いて驚きました。雪がすごいとは聞いていたけれど、自然の脅威を肌で感じた瞬間でした。
≪雪ふる里村構想≫
村内をまわりながら、羽鳥村長から「ここに古民家を移築して、向こうにはこんな花を植えて…」と話してもらうと、頭の中でイメージが広がってとてもわくわくしてきました。そんな羽鳥村長はすごく生き生きしていて、若さとエネルギーが伝わってきました。いくつになっても夢中になれるものがあるっていいなと思いました。「雪ふる里村」は誕生したばかりで、まだまだ何もない「雪ふる里村」ですが、これから成長していくんだというエネルギーを感じました。
≪雪ふる里村の人々≫
夜は「雪ふる里村」の人々と交流会をしました。ここでの印象は、とにかくみなさん若い!ってことです。特にこれから「雪ふる里村」で何がしたいか語っていた時は、まるで学園祭の準備をする学生のようでした。いくつになってもやりたいことをしている人って、キラキラして見えました。そんな地元の方たちのエネルギーがそのまま「雪ふる里村」のエネルギーにつながっているのだと思います。
≪田舎で働き隊としてのかかわり≫
プログラムの最後に、二班に分かれて一泊二日のツアーを考えて羽鳥村長にプレゼンをしました。各班ともに真剣に議論し、寝ないで準備しました。これで「田舎で働き隊」のプログラムは無事終了、というわけだったのですが、メンバーの一人から、「せっかくここまできたら、何か形にして残したいよね」という声が上がりました。たぶんみんな同じ気持ちだったのだと思います。
現在は「田舎で働き隊」のメンバーで、夏休みに学生向けの「雪ふる里村」1泊2日体験ツアーを企画し実現に向けて格闘中です。たくさんの学生に、今回私たちが感じたように、自然が豊かでエネルギーいっぱいの「雪ふる里村」の魅力を感じてもらえたらいいなと思っています。

「雪ふる里村」は”伝統の風と新しい風の調和”がテーマです。そんなテーマに賛同してくれたのが「田舎で働き隊」のメンバーでした。何も無い、苦難だらけの村づくり、そこに新しい仲間が増えたような気がしています。